狂犬病予防注射

寒い寒いと言っていたのが嘘のようにすっかり暖かくなりました。気づかないうちにもう四月になり桜が満開になり木々も芽吹きうっすら色づいてきました。外へ出かける機会も多くなり朝夕は散歩をするワンちゃんたちを見かけます。

気のせいかワンちゃんの足取りも軽く楽しそうに見える。しかしこの季節になると狂犬病予防注射が始まります。 打たれる、打つ、保定するそれぞれ恐怖心、緊張感で少し気が重くなります。確かに我が国は狂犬病の発生を見ない清浄国です。

しかし世界を見ればまだまだ発生している国も多くその感染で命を落としている方がいるのも現状で予防注射は必要です。今のワクチン非常に副作用が少なく接種には問題はないかと思います。

転勤などでペットさんも一緒に移住ともなると国によって対応が違い 特に狂犬病清浄国オーストラリア、ミュージーランドなどは特に厳しく予防薬の指定、期日も決められています。

また東南アジア、ブラジルなど感染国では鷹揚でルーズにも感じます。哺乳類すべて感染するとすべて死に至る恐ろしい共通感染症です。しばらく日本でその発生は見られません。島国で国民性からくる勤勉さで接種率が高いからでしょう。

エボラ出血熱程のパンデミックはないにしろ非常に警戒しなければなりません。 皆さんお気をつけて注射にお出かけ下さい。