昨日は土用の丑の日、御多分に漏れず当家でも鰻を食べさせてもらいました。魚好き,鰻好きの私にとっては複雑です。数日前買い物にスーパーへ出かけましたところ鮮魚売り場はもちろん特設売り場に所狭しと蒲焼きが山積みされビックリ。よくもまあこれだけの量が集められるかと更に驚きます。色んな技術の積み重ねのおかげでしょうがその分だけ鰻が犠牲になっているのでしょう。果して残らず売れ尽くせるのか心配になります。昨今絶滅危惧種と叫ばれ種の保存が問題となっていて近い将来食べられないようになると言われています。ご存知の通り完全養殖できず従来通り稚魚を捕獲それを養殖されて市場に出回っている状況です。国も本腰を入れ研究やっと完全養殖にできたがまだまだ商業ベースには至ってはいません。今では鰻取りはご法度?天然物を口することはほとんどできなく以前良く取れたころが懐かしいです。謎めいた生態、海へ下り産卵、また稚魚たちは遠くはるばる海流に乗ってやってきたと思えばなお更愛おしく感じますがわたしの身勝手な食欲、これからもできればおいしくいただきたいものです。
どようの