誤食

 以前にも誤食、誤飲を紹介しました。最近ネコさんに限らずワンちゃんにもよく診ます。嘔吐処置から胃カメラ処置また外科手術胃、腸切開としましたがいずれも完治はしたものの転ばぬ先の杖予防して頂くのが大切です。なかには麻酔のコントロールが困難で手術が出来なく未だ胃の中に異物を持ったまま生活をしている子もいます。いずれ胃腸障害が発症すると考えられます。その際には対症療法が必要になってきます。今は私たちと同じ空間で生活をしています。彼らにとって魅惑的なものが身の回りにあふれんばかりありついつい食べてしまうのでしょうが美味しかったと思うのかそれともしまったと後悔するのか聞いてみたいです。特に注意が必要なものはすぐに吸収、中毒を起こす薬品の類、ボタン電池等です。救急を要する場合もあり当院が休みの場合は申し訳ありませんが獣医師会の夜間診療所など救急診療所の受診をお勧めします。